今度の現場で採用する予定のフローリング. メーカーさんに依頼して色幅をいくつか
お願いしてサンプルとして取り寄せておいた.
そのおかげもあり打合せで採用する物も
決定して、使用する室に近い造作物の色合わせの
為に施工会社からメーカーにサンプルを依頼した
という、知らせがあった.
メーカーさんの担当者によると サンプルとしての物をそこまで沢山は用意して
おらず問合せがある度に製作している関係から、
時間もさる事ながら、金銭的、労力的にも
かかるがどうしましょうか、と相談を受けた.
少し前なら、間違いを無くす為、とか お互いに同じものを持っていないといけない、とか 前時代的な概念にとらわれて、簡単に新しいモノを 別途手配をしていたと思う.
でももうそんな風潮を刷新して、 どんな物でも大事にしようという時期にさしかかる中で 自分も設計者として出来る事はやりたい、という想いから
手元のサンプルを2等分して、 半分を現場色合せ用に送付する事にした.
このサンプルを使ってくれる事に想いを馳せて 作ってくれた人がいるのだから、それを大事にしたい.
今回の材料が空間となって仕上がる時が とても楽しみです.
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